霧島市の養鶏場で19日午後、鳥インフルエンザが確認され、遺伝子検査の結果、H5亜型の高病原性の疑いがあることがわかりました。20日午前10時から殺処分が始まりました。

　午前10時から殺処分が始まったのは霧島市福山町の養鶏場の約10万羽の鶏です。県によりますと、19日午後、「ニワトリの死んだ数が増えた」と姶良家畜保健衛生所に通報がありました。遺伝子検査を行ったところ、H5亜型で高病原性の疑いがあることがわかりました。養鶏場で飼育されていたすべての鶏、約10万羽の殺処分が20日午前10時から始まっています。

　養鶏場から半径3キロ圏内にある9つの農場ではニワトリや卵の移動を制限し、半径3キロから10キロにある63の農場は区域外への持ち出しが禁止されます。高病原性の疑いのある鳥インフルエンザが確認されたのは県内では今シーズン2例目です。