大手不動産の大東建託が「街の住みここちランキング」を発表し姶良市が県内で5年連続で1位になりました。人口が増加し大型商業施設や飲食店が揃い、交通の利便性が高いことなどが評価されたようです。

大東建託は7日、「街の住みここちランキング」を発表しました。

（大東建託賃貸研究所フェロー・宗 健さん）
「第1位は5年連続で姶良市という結果になっています」

　県内では姶良市が5年連続で1位、2位は鹿児島市、3位は霧島市でした。調査は県内の20歳以上の男女が対象で今年は2086人から回答がありました。生活や交通の利便性、行政サービスなど8つの設問を5段階で評価します。姶良市は鹿児島市のベッドタウンとして住宅地の開発が進み人口が増えています。大型商業施設や飲食店などが揃っていることなどが評価されました。

（大東建託賃貸研究所フェロー・宗 健さん）
「姶良についてはイオンのある新興住宅地。評価の高い街の典型例です。子育て世帯が多いということは周りに同じような人たちが多くて暮らししやすさが1つの代表なんだと思います」

　一方、九州・沖縄全体のランキングでは上位に鹿児島の街がありません。姶良市が今後、上位に入る可能性について聞くと…

（大東建託賃貸研究所フェロー・宗 健さん）
「繁華街へのアクセスが若干他の街より遠いことがあと少し及ばない背景になっていると思う。姶良市自体の利便性を上げることもあるが鹿児島市へのアクセスを別の形でもう少し強化することは1つあるのかもしれない」

「自治体は今回のランキングを行政サービスの向上に役立てて欲しい」と話していました。