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【中継・種子島】H2Aロケット49号機 午後打ち上げへ 政府の情報収集衛星「レーダー8号機」搭載

2024年9月26日 12:16
【中継・種子島】H2Aロケット49号機 午後打ち上げへ 政府の情報収集衛星「レーダー8号機」搭載

 天候不良などにより打ち上げが2度延期されていたH2Aロケット49号機が、約3時間後に種子島から打ち上げられます。現場から中継です。磯脇さん。

(磯脇琢磨アナウンサー)
「H2Aロケット49号機は昨夜、組み立て棟から発射場へと移され、打ち上げの時を静かに待っています。現在の種子島の天候は、今のところ打ち上げに支障はないということです」

 今回、49号機に搭載されるのは政府の情報収集衛星「レーダー8号機」です。運用中の6号機の後継機で、電波を使った撮影で夜間や悪天候でも観測できます。

 北朝鮮のミサイル発射など、日本の安全保障を脅かすものを宇宙から監視し、大規模な災害時のいち早い状況確認などにも役立てられる事実上の偵察衛星です。

 H2Aロケットは試験機1号機が2001年に打ち上げられ、2005年の7号機から42機連続で打ち上げが成功しています。世界的にも信頼の高いH2Aロケットですが、打ち上げ費用などの課題から今年度予定されている50号機の打ち上げを最後に新型のH3ロケットへと完全に移行する計画です。

 20年以上の日本の宇宙技術の歴史を積み重ね、残り2機のみとなったH2Aロケット。関係者の強い思いがこもっています。

H2Aロケット49号機は26日午後2時24分20秒に打ち上げられます。KYTでは打ち上げの様子をライブ配信でお伝えします。また、鹿児島市立科学館のエントランスでは大画面でパブリックビューイングを行う予定です。

【配信URLはこちらです】
https://www.youtube.com/watch?v=v2x1EmYpsCc

最終更新日:2024年9月26日 12:21
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