県警の不祥事を巡り、適切な捜査を行わないようにさせたなどとして野川明輝本部長らが刑事告発されていましたが、鹿児島地検は7月、不起訴処分にしました。

　告発した男性が不起訴処分を不服として検察審査会に申し立てを行いました。

　不祥事が相次ぐ鹿児島県警では6月、適切な捜査を行わないようにさせたなどとして野川本部長らが刑事告発されました。

　この告発について鹿児島地検は「嫌疑なし」として7月5日付けで不起訴処分にしました。この不起訴処分を不服として告発した出版会社社長の男性が鹿児島検察審査会に10日付けで申し立てを行いました。

　不服申し立ての理由として「地検の捜査が不十分だという世論もある」ことなどをあげています。