早田選手も行きたい「知覧特攻平和会館」映画の影響もあってか例年以上に多くの人が
特攻隊員の遺書などが展示されている知覧特攻平和会館には、この夏、例年以上に多くの人が訪れているといいます。
陸軍の特攻隊員の遺影や遺書などが展示されている知覧特攻平和会館。去年特攻隊をテーマにした映画が公開され話題になったことや、来年、戦後80年の節目を迎えることもあり例年以上に多くの人が来館しているといいます。
(来館者)
「あの映画を見て実際に自分の目で見たいなと思って家族で来た」
「私たちと同じような年代の方がこんなに命を捧げて他の人たちのためにできるのがすごいと思った」
「苦しくて…我が子だったら本当に手放したくないし本当に辛かっただろう」
パリオリンピックの卓球女子団体で銀、個人で銅メダルを獲得した早田ひな選手が行きたい場所に「鹿児島の特攻史料館」を挙げたことでも注目が集まっています。
(来館した小学生)
「オリンピックで帰ってくるときに早田選手が行きたいって言ってるのを見てきた」
「ここで見たことをまたこれからに生かしていけば戦争はなくなるんじゃないかと思った」
(川﨑 弘一郎館長)
「早田さんが鹿児島の特攻史料館と言って頂き特攻隊を知らない若い方もいると思うので特攻史料館がどういうものが知って頂く機会になったのではないか」
終戦から79年。平和会館は戦争を知らない世代に平和や命の尊さを伝え続けます。