女子マラソン一山麻緒選手は51位 地元・出水市からは声援「感動した」 パリ五輪
日本時間の12日、幕を閉じたパリオリンピックです。女子マラソンには出水市出身の一山 麻緒選手が出場し、51位でフィニッシュしました。
パリオリンピック陸上競技の最終種目として行われた女子マラソン決勝。出水市出身の一山 麻緒選手は2大会連続の出場となりました。地元ではパブリックビューイングが行われました。
(応援に駆け付けた人)
「出水市民を元気づける走りをしてもらいたい」
「入賞を目指して頑張ってほしい」
会場には、高校時代の恩師も。
(出水中央高校駅伝部 黒田安名女子監督)
「楽しんで応援しましょう。それが一番。粘り強い走りをしてもらいたい」
高低差があり“オリンピック史上最も過酷”とされた今大会のコース。東京オリンピック8位入賞の一山選手も苦しみ、25キロ付近では60位台まで後退します。それでも粘りの走りで順位を上げ、51位でフィニッシュしました。
(出水市出身 一山麻緒選手)
「走っている時は本当に苦しいけど、それ以上にたくさんの方に応援してもらって『苦しい』じゃなくて『うれしい』気持ちでマラソンを走ることができて、最後までありたがいという気持ちでゴールした」
(出水中央高校駅伝部 黒田安名女子監督)
「よく頑張りました。胸を張って帰ってくればいいと思います」
(応援に駆け付けた人)
「麻緒さんが最後まで一生懸命、走っている姿にとても感動した」
「最後、笑顔でゴールしている姿に勇気をもらった」
一山選手の力走に出水市民からは惜しみない拍手が送られました。