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新生児用ドクターカーお披露目 機器充実で早い処置可能に

2024年4月2日 18:32
新生児用ドクターカーお披露目 機器充実で早い処置可能に

 救命処置が必要な新生児に対し、医師たちが車内で治療を行う新生児用のドクターカーが新しくなり、2日お披露目されました。

 お披露目されたのは新生児用のドクターカー、「こうのとり号」です。「こうのとり号」は生まれた新生児が重症だった場合、人工呼吸などの救命処置をしながら病院へ搬送します。今回で3代目のドクターカーです。

(記者)
「3代目のこちらから新生児専用の搬送用保育器が2台備わっている」

 保育器が増えたことで双子の搬送もできるようになりました。ほかにも重い呼吸障害の治療に使う機器も常設されるなど、より早い処置が可能になりました。

(鹿児島市立病院 新生児内科 德久 琢也 部長)
「最新の機材を整備してもらったので、安全性がより高まったと考えている。より安全に安心して赤ちゃんの搬送ができることを非常にうれしく思う」

 新生児用のドクターカーは23年前に運用が始まり、これまでに約3000件の出動があったということです。

    鹿児島読売テレビのニュース