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「先ほど遅延の連絡が…本当に困る」鹿児島県内の書店で本の入荷が遅れる影響 JR貨物問題

2024年9月12日 19:31
 「先ほど遅延の連絡が…本当に困る」鹿児島県内の書店で本の入荷が遅れる影響 JR貨物問題
 JR貨物は、検査データの改ざんなどを行っていた問題を受け、11日一時的にすべての貨物列車の運行を取りやめました。その影響は県内にも広がり、本の入荷が遅れている鹿児島市の書店では、不安の声が聞かれました。

(記者)
「鹿児島貨物ターミナル駅です。JR貨物はデータ改ざんなどの不正を行ったとして、11日すべての貨物列車の運行を取りやめました。これにより県内にはどのような影響があるのでしょうか」

 10日、JR貨物は、貨物列車564両の組み立てに関する検査データで改ざんなどの不正が行われていたことを公表しました。また、11日、不正の有無が確認できていない車両が新たに300両見つかったため、一時的にすべての貨物列車の運行を取りやめました。

 これにより、県内の物流にも影響が、広がっています。

 鹿児島市のこちらの書店では、13日入荷予定だった商品の配達に遅れが生じ、まだ入荷の見込みが立っていないということです。

(ブックセンターめいわ・柿田秀親部長)
「先ほど運送会社の方から荷物の入荷が遅延するという連絡をもらった。本当に困っている状況」

 8月の台風10号の影響による入荷の遅れが解消された矢先の出来事でした。

(ブックセンターめいわ・柿田秀親部長)
「通常鹿児島の入荷は首都圏から2日ほど遅れて入荷する現状のなかでさらに遅延となると販売ロスにつながる。確実に入荷予定をお伝え出来ないままご来店されるお客様に迷惑をかけることが懸念される。1日も早い復旧を願うかぎり」

 JR貨物は、現在すべての列車の運転を再開していて、12日鹿児島から出発する貨物列車についても夕方から運転を再開しているということです。
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