大規模災害から考える防災啓発研修会 「日頃から地域との関係づくり大事」
能登半島地震や豪雨災害など近年多発する大規模な災害を振り返り、防災の意識を高めてもらおうと県や市町村の担当者を対象にした研修会が開かれました。
鹿児島市で開かれた防災啓発研修会は、これまでの災害を振り返り、今後の防災に役立ててもらおうと県や鹿児島市が毎年行っているもので一般の人や県や市町村の担当者消防の職員など約400人が参加しました。
2024年1月に発生した能登半島地震の被災地を支援したフードバンクかごしまの代表原田一世さんが講演。「日ごろから地域との関係づくりやお互いの得意分野を共有することが災害の備えにつながる」と日ごろの災害への備えの重要性などについて話しました。
(参加者)
「子供たちをどう引き込むか。防災の考え方を引き継いでいかないといけない」
「9月28日に防災訓練をするがそこで炊き出し訓練をしようと思っていたのでみなさんに伝えるいい機会になった」
会場には、非常食が展示されていて、8月発生した日向灘の地震や台風10号といった災害を身近に感じた参加者は非常食を手に取ってその大切さを実感しているようでした。