【東日本大震災】子ども亡くし「語り部」活動する母親2人 トークセッション(宮城・石巻市)
宮城・石巻市では、震災で子どもを亡くし「語り部」活動をする母親2人によるトークセッションが行われた。
石巻市にある津波伝承館では、震災で子どもを亡くした丹野祐子さん(名取市)と佐藤美香さん(石巻市)が登壇し、「語り部」活動での体験や悩みについて語った。
当時6歳の娘を亡くした佐藤美香さん(石巻市)「震災からもう12年経って、まだやってるの?まだ言ってるの?いつまで言ってるの?と言う人も中にはいます」
当時13歳の息子を亡くした丹野祐子さん(名取市)「本当に、言葉って花束にもなるし凶器にもなるし、笑わす力も泣かす力もどっちもある。だからこそ語るってことはとっても大切。そう思います」
話を聞いた人「話してほしいし、話していかないと、どんどん風化しますよね」
石巻市の津波伝承館では、定期的に県内各地で活動する「語り部」による講話が行われている。