いわゆる裏金事件をめぐり、自民党から戒告処分をうけた衆議院宮城3区・西村明宏議員。パーティー券のノルマ超過分554万円を事務所で保管していた。
処分について、本人名で次のようにコメントを出した。

「今回の派閥の政治資金の問題について、国民の皆さまにご懸念を抱かれる事態になり、政治不信を招いたことを心からお詫び申し上げます。
本件における経緯については、既に記者会見等で説明させていただいておりますように、今年に入り派閥が収支報告書を訂正し、当事務所に対して同様に訂正するようにとの強い要請を受けたものでありました。
本事案の早期対処のため派閥の訂正内容に合わせて対応したものであり、検察による事情聴取も受けておりません。
当事務所としては政治資金について適正に取り扱うよう配慮してきたところですが、派閥として政治不信を招いたことを重ねて深くお詫び申し上げます。
党のしかるべき立場にある者として、今回の党の戒告を真摯に受け止め、政治資金の一層の透明化を図り、国民の皆さまの政治への信頼回復に全力を尽くしてまいります。」