国道349号 新ルート建設現場を公開 2019東日本台風で被害 約7割まで工事進む<宮城・丸森町>
宮城県丸森町の阿武隈川沿いを走る国道349号は、2019年10月の東日本台風で冠水や土石流の被害があったため、新たなルートの建設が進められている。
山側を通る新たなルートは3本の橋と3本のトンネルからなる長さおよそ6kmで、先月上旬までに全ての橋が完成。トンネルは年内に全て貫通する見通し。
<国土交通省 宮城南部復興事務所 土田 優 副所長>
「1日でも早い完成を目指しまして、施工業者と一体となって工事を進めてまいりたい」
「道路が1つの起爆剤となって丸森町が復興していただければなと」
新たなルートの開通時期は未定となっているが、全体の7割程度まで工事が進んでいるという。