自然災害などの影響で電力設備の保守点検の需要が増すなか、工事に携わる新入社員の研修会が、10日公開された。

等間隔に設置された研修用の電柱で作業するのは、電力設備の建設や維持などを行うユアテックの新入社員。

5か月間にわたって同じ研修施設で生活を共にしてきたおよそ30人は、高さ10メートル以上の場所で変圧器を設置するなど、これまで学んだ成果を公開した。

新入社員
「最初は怖かったのですが、徐々に作業しているうちに緊張もほどけて何とか作業ができました」
「東北地域のライフラインを支えていくような仕事に就くと思うので、地域のみなさんの電気を安全に届けられるような技術者になっていきたいと思います」

大雨や強風など自然災害への対応で、電力設備の保守点検を行う機会は増えていて、新入社員は9月中旬から東北6県と新潟県の事業所に配属される予定。