レース中、馬をロープや手綱で殴るのは虐待行為…輓馬競技大会で10人が書類送検 宮城・涌谷町
2024年4月、涌谷町で開催された輓馬大会で、出場者が馬をロープで殴るなどするのは虐待行為にあたるとする環境保護団体からの刑事告発を受け10人が動物愛護法違反の容疑で書類送検されたことが分かった。
この問題は、長野県の環境保護団体が2024年4月涌谷町で開催された「東北輓馬競技大会」で、出場者9人がレース中に馬をロープや手綱で殴るなどするのは虐待行為にあたるとして刑事告発していたもの。
仙台地検によると、今月21日、10人が動物愛護法違反の疑いで仙台地検古川支部に書類送検されたという。
仙台地検は10人の認否を明らかにしていない。
大会事務局を務める涌谷町は、出場者には事前に動物虐待にあたる行為を行わないよう呼びかけていたという。
今年春の大会は、改めて呼びかけを行った上で開催する予定だという。