<中学校”再編”へ>気仙沼市『現在の9校→4校』にする案 ”少子化”受けて(宮城)
少子化を受けて宮城・気仙沼市教育委員会では、現在9校ある中学校を4校に再編する案を示した。
今後、検討委員会や地域住民らの意見をふまえて、早ければ2027年度からの再編を予定する。
気仙沼市の小・中学校の児童生徒数は今年度3227人と、2011年度から2000人以上減少している。
この少子化を受け、気仙沼市教育委員会では今年6月から学校再編について検討を進めてきた。
検討委員会では、3日 唐桑中学校を鹿折中学校に統合するほか、新月中を気仙沼中に、階上中と面瀬中を松岩中に、大谷中を津谷中に統合し、9校の中学校を4校にする再編案が示された。
通学距離や教室数などから、組み合わせを検討したという。
現在12校ある小学校は、維持される。
今後、地域住民らの意見を聞く場を設け今年度内に案をまとめ、早ければ2027年度から順次再編を進める方針だ。