<またか…>青銅製の銘板がない!町の排水施設で点検業者が気付く 7月には『震災遺構』の銘板もなくなる 窃盗事件として捜査(宮城・山元町)
宮城・山元町では、8月8日に町の排水施設の銘板がなくなったことが、わかった。
7月には、『震災遺構・中浜小学校』の校銘板もなくなっていたことがわかっていて、警察は窃盗事件として捜査している。
三浦理瑚記者リポート
「日中でも人気のない場所にあるこちらの排水処理場。本来はあるはずの銘板がなくなっていて、近くで見てみると留め具がすっぽりと外されているのがわかります」
銘板がなくなったのは、山元町坂元の『磯農業集落排水処理場』。
町によると、8月8日 施設の定期点検を行っていた民間業者が、銘板がなくなっていることを発見した。
銘板は、縦20センチ横150センチの青銅製で、2016年に設置されたもの。
町では、去年6月に銘板があるのを確認していたが、その2か月後に撮影されたとみられるグーグルマップの映像では銘板が写っておらず、この間に盗まれた可能性があるとしている。
山元町内では、7月 今回の施設から2キロほど離れた『震災遺構・中浜小学校』の校銘板も盗まれていたことがわかっていて、警察は、2つの事件について窃盗事件として調べるとともに、市民からの情報提供も求めている。