「書類が本当にいっぱい」秋入学の留学生を支援!東北大の留学生増加や半導体工場見据え 特設窓口で検証 仙台市
仙台市・青葉区役所から最寄りの地下鉄勾当台公園駅では24日、仙台市の職員が区役所までの経路を示した案内板を設置していた。
英語と中国語で”青葉区に引っ越してきた人は青葉区役所に行ってください”と書かれている。
案内板は区役所の近くにも設置され、建物の写真も掲示して市役所本庁舎と間違わないように丁寧に説明している。
そして25日、青葉区役所の9階に開設されたのが「外国人向け転入特設窓口」。
早速、この秋入学の東北大学の留学生などが転入手続きに訪れていた。
スウェーデンからの留学生
「書類が本当にいっぱい。でもみんなの手伝いで簡単になる」
この窓口は東北大学が世界トップレベルを目指す国際卓越研究大学に全国で初めて認定される見通しとなり、今後、外国人留学生や研究者の増加が見込まれることから開設されたもの。
職員とのやりとりは日本語の説明が英語などに翻訳できる透明なスクリーンなどを使って行われます。また利用者が事前に届け出情報をオンライン入力することで待ち時間の短縮も図られている。
台湾からの留学生
「オンライン入力はとても使いやすいです」
仙台市 戸籍住民課 佐藤 斉 課長
「特設会場でワンストップで処理を行って、外国人の増加が見込まれるなか、効果検証をしたい」
特設窓口の開設は10月4日までだが、仙台市は今後、大衡村への半導体工場建設による台湾からの従業員の転入なども見据え、より分かりやすく転入手続きが行えるよう効果を検証したいとしている。