【4月9日から利用スタート】次世代放射光施設「ナノテラス」(仙台市・東北大学青葉山キャンパス)
東北大学の青葉山キャンパスにある次世代放射光施設「ナノテラス」の本格運用の準備が整い、4月9日から利用が始まることになった。
次世代放射光施設「ナノテラス」は、太陽光の10億倍明るいとされる電子ビームによる「放射光」を研究対象に照射するもの。
10億分の1メートル「ナノ」の単位で物質を分析することができ、新素材や新薬の開発などが期待されている。
4月1日までに施設の利用が可能な状態となり、職員が電子ビームの量や軌道が正しく制御されているかを確認していた。
ナノテラス・広報グループ 加道雅孝リーダー
「地元の産業をはじめ、大学あるいは様々な企業から非常に強 い期待が寄せられているので、我々はこれから期待に応えられるよう頑張っていきたい」
「ナノテラス」は、4月9日に早速企業や大学などの利用が予定されているという。