【特集】<”冬”の食卓に”夏”の暑さ影響>キャベツ・白菜など『葉物野菜』が高値
夏の暑さの影響が、この冬の食卓に影響を及ぼしている。
キャベツや白菜など葉物野菜の価格が全国的に上がるなか、仙台市内で現状を取材した。
浅野航平アナウンサーリポート
「多くの人が行き交う仙台朝市。老舗の青果店では、奥に葉物が並んでいる。その価格がピークというのがキャベツ、1玉432円」
『仙台朝市』に店を構える青果店。
2週間前までは1玉300円ほどだったキャベツは、12月4日現在 432円に上がっていた。
安達商店・村田浩さん
「キャベツは、夏の暑さの影響でどうしても収穫量が少なくて、少ない量で需要多いと値段が上がる」
その理由は、猛暑による苗の生育の遅れ。そして、秋口にかけた関東地域の日照不足などで、キャベツだけでなくほかの葉物野菜にも影響が及んでいる。
このような現状に、『仙台朝市』を訪れていた買い物客はー。
買い物客
「キャベツとかやっぱり高くてねぇ、ちょっとどうしようか迷う状態」
「もつ鍋作る時にキャベツのほうが良いと思うけれど、白菜にしたり。葉物は代用がきくので」
こちらのお店で、1か月前に700円を超えていた白菜は、12月4日時点で486円。白菜は、高値のピークを過ぎたとみられている。
このほか、冬の食卓に重宝するネギや大根は、比較的落ち着いているという。
安達商店・村田浩さん
「八百屋もいっぱいあるので、この店はこれが安いとかある。自分の目で見て買うのも一つの方法かな」