【次世代放射光施設「ナノテラス」】スウェーデンの<次世代放射光施設>と覚書締結 技術的な課題解決や人材交流のため
本格運用が始まった次世代放射光施設「ナノテラス」は、スウェーデンにある次世代放射光施設と技術的な課題解決や人材交流のための覚書を締結した。
20日は、「ナノテラス」の高橋正光センター長やスウェーデンの次世代放射光施設「マックスフォー研究所」のカーリス所長が出席して、覚書の締結式が行われた。
「マックスフォー研究所」は、2016年 世界に先駆けて次世代放射光設備を導入し研究が進んでいる。
今後、両施設は定期的なミーティングを行い、技術的な課題解決への協力や人材交流などを行っていくという。
QST ナノテラス・高橋正光センター長
「日本だけの技術の中で満足することなく、広く情報共有をして、成果を日本へそして世界へ発信していきたい」
「ナノテラス」が、他の放射光施設と覚書を締結するのは、今回が初めてだ。