“阿武隈急行”で来ることが参加条件、囲碁・将棋大会 …こんなに応募していただけるとは 宮城・角田市
阿武隈急行線の利用を促進しようと、囲碁・将棋大会が、宮城・角田市で開かれています。
20日朝の阿武隈急行線・角田駅です。
電車を降りた人たちが向かうのは、駅の2階に設けられた囲碁・将棋大会の会場です。
この大会は、度重なる自然災害や新型コロナの影響で厳しい経営状況が続く阿武隈急行の利用者を増やそうと、角田市や地域住民などでつくる利用促進協議会が初めて開きました。
阿武隈急行を利用して会場まで来ることが参加の条件で、宮城県内をはじめ福島や山形から約60人が集まり、将棋や囲碁の対局を楽しんでいました。
参加者
「通学通勤で利用できないと困る人がいっぱいいますので、(阿武隈急行を)ずっと残しておいてもらいたいですね」
角田市阿武隈急行線利用促進協議会・黒須貫会長(角田市長)
「こんなに応募していただけると思っていませんでしたので、嬉しい限りです」
協議会では、今後も様々なイベントを企画し阿武隈急行の利用者を増やしたいとしています。
最終更新日:2025年3月20日 12:37