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「体育館だと外と違ってかなり暑い」熱中症対策で授業内容変更の小学校も 宮城県内今季初の「熱中症警戒アラート」午後は天気急変

2024年9月2日 19:00
「体育館だと外と違ってかなり暑い」熱中症対策で授業内容変更の小学校も 宮城県内今季初の「熱中症警戒アラート」午後は天気急変

2日午前の仙台市内。
強い日差しで気温はグングン上がり、最も上がった丸森と亘理で34.7℃、仙台は32.8℃など県内のほとんどの地点で30℃以上の真夏日になった。
この暑さで2日、県内には今シーズン初めて「熱中症警戒アラート」が発表された。

仙台市内の小学校では、熱中症対策のため活動が制限されたところも。

上杉山通小学校 太田 健二教頭
「熱中症対策については暑さ指数を定期的に測っていて、校庭使用ができる場合はマル。使用できない場合はバツを掲示して、児童に分かりやすく表示している」

こちらの学校では1日4回、職員が〝暑さ指数〟を計測し、一定の指数を超えた場所では活動をしないことにしている。
この日、使用中止となった体育館を案内してもらうと…

伊藤悠貴 記者
「体育館だと外と違ってかなり暑いですね」
太田健二教頭
「体育館はどうしても風通しがよくないので、外に比べて暑さ指数も高くなりがちです」

体育館での活動はやめ、教室での授業に変更したという。

そんな2日の県内。
午後になると天気も気温も一変。
台風10号から変わった熱帯低気圧の通過に伴い局地的に強い雨が降ったところもあり気温も急降下した。
3日は大陸からの涼しい空気が流れ込んでくるため、最高気温は26℃前後と季節外れの暑さは落ち着く見込み。

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