8月5日に全員協議会「大石知事本人から説明を」県庁前では市民団体が説明求める抗議活動《長崎》
大石知事の後援会の政治資金収支報告書の記載を巡り、県議会は、全員協議会を来月5日に行うことを申し合わせました。
県庁前では、市民団体が大石知事に説明責任を果たすよう求める抗議活動を行いました。
県議会は議会運営委員会を開き、大石知事が代表を務める後援会の政治資金に関する疑惑を巡り、知事本人に説明を求める全員協議会の日程や議事について協議しました。
その結果、全員協議会は来月5日に実施し、事前に会派ごとに質問する内容を県側へ通告することを申し合わせました。
(徳永 達也議長)
「3回にわたり、知事から説明を受けてきた。しかしながらこの間、知事から十分な説明が得られなかったことから」
今月17日に行われた各会派代表者会議で、大石知事はおととし分の自身の後援会の収支報告書に記載された286万円の収入について、自民党県議の後援会からの「借り入れ」から「寄付」に訂正すると説明。
ただ 詳しい経緯には触れず、議員からは「説明が不十分」との指摘が上がっていました。
一方、県庁前では26日、市民団体の約30人が抗議活動を行いました。
(民主長崎県政をつくる会 山下 優子事務局長)
「知事が県議会の中でも はっきりとした説明をしないということで、怒りの声が県民の中からも沸き起こっている。県政全体に混乱を招いていると思うので、一刻も早く明らかにしてほしい」
約1時間にわたりプラカードを掲げ、県民が納得する説明を果たすよう求めました。