子どももリングでファイト!「伊王島にプロレスがやって来た」九州プロレスの興行で住民を笑顔に《長崎》
長崎市の伊王島で開かれたイベント。
元気を届けようとやってきたのは、九州を拠点に活動する「九州プロレス」です。
体育館を埋め尽くす観客。みんなのお目当ては「プロレスラー」です。
“九州”にちなんだリングネーム、レスラーたちが見せる大迫力の技。
会場全体が和むコミカルな動きも。
子どもも大人も、夢中になって応援します。
(九州プロレス 筑前りょうた 理事長)
「島を思うたくさんの方々の思いを、このリングで伊王島を元気にするばい」
九州を中心に活動を続けるプロレス団体「九州プロレス」。
伊王島では初めての興行で、小中学校の体育館には280人を超える人たちが集まりました。
(子ども)
「桜島なおき(が好き)。かっこいいから」
(観覧者)
「もともとはそんなに興味なかったが、九州プロレスに行きだしてかっこいいと思った」
(ファン)
「家族みんなで、一斉に大声で声援を出せる」
企画したのは、現在 熊本に住んでいる伊王島町出身の吉井 三津男さん。(ヨシは上が「土」)
高校卒業まで過ごした地元を盛り上げたいと、九州プロレスに依頼しました。
(吉井 三津男さん)
「少しでも元気になれば。本当にこれでけ人が集まると思わなかった。本当に幸せ」
九州プロレスは、2008年に設立。
「九州ば元気にするバイ!」をコンセプトに、プロレスの興行に加えて、高齢者施設や障がい者施設などの訪問も積極的に取り組んでいます。
この日は、地元の子どもたちもレスラーになりきって、体を動かす教室も開催。
普段はなかなかできない体験も含めて、プロレスを通しておおいに盛り上がりました。
(子ども)
「楽しかった」
(プロレスラー)
「ここ伊王島から、九州ば元気にするばい!」