日本被団協のメンバーらがノーベル平和賞授賞式へ日本を出発 長崎の被爆者もノルウェーへ《長崎》
ノーベル平和賞の授賞式に出席する長崎の被爆者が8日、日本を出発しました。
ノーベル平和賞の授賞式が行われるノルウェー・オスロに向け東京・羽田空港を出発したのは、「日本被団協」の代表委員で長崎原爆被災者協議会の田中 重光会長らです。
出発に先立ち、改めて決意を語りました。
(長崎原爆被災者協議会 田中 重光会長)
「79年前、原爆が人間に何をもたらしたかということを世界に広げていきたい。(ロシアやイスラエルによる)核兵器の威嚇も続いている。1日も早く戦争がなくなることを願っている」
このほか、日本被団協の代表理事を務める横山 照子さんや、事務局次長の和田 征子さんらも出発しました。
一行は、日本時間の9日、オスロに到着する予定で10日に開かれる授賞式に臨みます。