長崎スタジアムシティにオフィスを置く東京の企業が、県内の大学生などを対象に体験型のセミナーを開きました。

「観光」をテーマに “ビジネスで生成ＡＩがどのように活用出来るか” を実践しました。

セミナーは東京に本社を置く「ビーウィズ」が、即戦力となる人材の育成と雇用の拡大を目的に開いたもので、県内の大学生など10人が参加しました。

（大学生）
「就職活動もまだ始めていないので、いろいろな業界を見たいと思っているが、AIを活用している業界に行けたらと思う」

（大学院生）
「大学院の研究で観光をやっているので、そういったことにつなげられたらいいなと思う」

『ビーウィズ』は、コールセンターを中心としたデジタル企業です。

開発・販売部門である「デジタルラボ長崎」が先月、長崎スタジアムシティに移転しました。

（ビーウィズ　伊東雅彦 執行役員）
「これからビジネスシーンに入っていくにあたって、生成ＡＩを使うシーンは非常に増えてくる。生成AIがどういうものか、どういう使い方をすればいいのかを、知っていただきたい」

セミナーの参加者たちは、生成ＡＩに「観光」に関する様々な情報を入力。アプリケーションを作成し、ビジネスの現場でどのように活用できるかを体験しました。

（ビーウィズ　伊東雅彦 執行役員）
「大学を卒業したら長崎で成長してもらって、日本全国あるいは、世界に羽ばたいていけるようなエンジニアにしていきたい」

「ビーウィズ」には来月、20人の大学卒業者が入社する予定で、そのうち、3人が長崎の大学生だということです。