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「半導体の大きな拠点に」京セラ新工場 “将来的には約1000人規模” 南諫早産業団地で地鎮祭《長崎》

2024年8月28日 20:05
「半導体の大きな拠点に」京セラ新工場 “将来的には約1000人規模” 南諫早産業団地で地鎮祭《長崎》

大手電子部品メーカー「京セラ」の新たな工場の着工を前に、諫早市で地鎮祭が開かれました。

半導体関連部品を生産し、再来年度から稼働する予定で、将来的には約1000人規模の雇用を目指します。

南諫早産業団地で行われた地鎮祭には京セラの谷本 秀夫社長をはじめ、大石知事、大久保諫早市長工事関係者など約45人が出席しました。

世界的に半導体需要が高まる中、関連部品の生産力向上のため新工場建設を検討していた「京セラ」。

交通の利便性や人材確保の面から諫早市への進出を決めました。

(京セラ 谷本 秀夫社長)
「空港からも近いし、駅も近いし、高速道路も近くを通っているということで非常に交通の便がいいということが1つと、工学系の大学や専門学校もたくさんあるということで、人材面も含めて非常にいい」

京セラにとって、約20年ぶりとなる国内での新工場。

半導体の回路を保護する「パッケージ」などの半導体関連部品を生産する予定で、AIやロボットを活用し効率化を図る「スマートファクトリー」を目指します。

長崎出身の谷本社長は「半導体の大きな拠点にしたい」と意気込みます。

(京セラ 谷本 秀夫社長)
「高校を卒業してからずっと県外にいたので、1つくらいふるさとに貢献できればという思いで(工場を)つくっていこうと思っている。九州でいろんな会社が半導体を作るので、そことの連携も含めて半導体の1つの大きな拠点にしていきたい」

再来年度の生産開始を予定していて、将来的には約1000人規模の雇用を目指すとしています。

また 今回建設する「第1工場」も含め(建築面積は1万5000㎡)、産業団地内にあわせて約15万平方メートルの土地を取得していて、谷本社長は「最終的には4棟建設したい」と話しました。

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