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【高校入試】全日制55校中「45校で定員割れに」新制度では生徒の約8割が一般選抜を受験《長崎》

2025年2月18日 18:45
【高校入試】全日制55校中「45校で定員割れに」新制度では生徒の約8割が一般選抜を受験《長崎》


18日から始まった「高校入試」について解説します。

県内では今年度から “制度” が大きく変わっています。

昨年度までの4年間行われた「前期」「後期」の試験から「特別選抜」「一般選抜」と「チャレンジ選抜」の3つの試験が実施されます。

先月28日に行われた「特別選抜」は、自己推薦書や面接、プレゼンテーションで評価するもので、これまでの前期選抜で実施していた学力検査は行われません。

1469人の合格が決まっています。

そして18日、19日と行われる「一般選抜」が、5教科の学力検査と面接を行う一般的な入試で、試験日程がこれまでより2週間ほど早まっています。

最後に3つ目、新たに設けられたのが主に離島や半島の高校で実施される「チャレンジ選抜」です。

特別、一般選抜で合格していない生徒が受けられ、来月12日に面接を行い、調査書とあわせて評価します。

18日からの一般選抜は、生徒の約8割が受験しています。(志願5953人) 

18日に出題された国語の問題を1つ紹介します。

公園の再整備について屋根がある休憩所、自然とふれあえる池や花壇など、4つの案が示されています。

試験問題では、公園の利用者や管理者の意見を踏まえて、4つの中から『いいと思う案を1つ選び、その理由を100字以内で答えなさい』となっています。

桒畑さんどう感じましたか。

(桒畑笑莉奈アナウンサー)
短い時間で自分の意見を100字にまとめるのは難しいですね。

このように今回の入試からは、全体の2割程度で「日常生活と関連した問題」や「自分の考えをまとめる問題」といった『探求的な問題』が2割程度出題されるようになりました。

最終更新日:2025年2月18日 19:12
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