若者目線の長崎くんちとは?「高校生が見た長崎くんち展」4年ぶりの大祭を作品で伝える《長崎》
地元の高校生たちが去年の長崎くんちを取材し制作した、写真や新聞などの展示会が県庁で行われています。
ふるさとの伝統文化を若い世代が繋いでいく取り組みです。
迫力ある船廻しを収めた写真に、関係者や観客の感動を取材した新聞も。
13日から県庁で始まった「高校生が見た長崎くんち展」の作品です。
自分が映っている写真を見に来たという本石灰町の出演者は・・・。
(本石灰町 根曳 岡野孝哉さん)
「僕はこれです。当時のことをまた思い出したりとか、頑張ったかいがあったなと思い出させてくれる、すごくいい写真」
去年10月4年ぶりに開催された「長崎くんち」。
その様子を、県内7つの高校の写真部、新聞部、放送部が取材しました。
会場には、高校生たちの感性でくんちの魅力を伝える写真や新聞、映像作品16点が展示されています。
長崎女子高校写真部3年の杉本美鈴さんは、500枚以上撮影した中から2枚を厳選したそうです。
(長崎女子高校 写真部 杉本美鈴さん)
「お客さんがぼやけていることによって、この方が映えている感じにこだわりがあるので、そういうところを見てほしい」
海星高校放送部の2人は、5分間の映像作品の制作に10時間費やしたそうです。
(海星高校放送部 川渕 健心 部長 潟 健太郎さん)
「各町に傘鉾があるので、どのようなカットを入れようかと5分の中で悩んで決めた。ここを通りかかった人に立ち寄ってもらえたらうれしい」
展示会は、22日まで開催されます。