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食品値上げ4か月ぶり1000品目超!トマト不作でケチャップやジュースなど大きな影響《長崎》

2024年2月1日 19:41
食品値上げ4か月ぶり1000品目超!トマト不作でケチャップやジュースなど大きな影響《長崎》

2月が始まり、4か月ぶりに1000品目を超える食品の値上げが行われました。

物価の高騰を乗り越えるカギとなるのが、「賃上げ」です。

長崎市では、1日、春闘の目的達成に向けて集会が行われました。

長崎市の「ジョイフルサン江川本店」。

1日から272品目の値上げを行いました。

中でも値上げ率が大きいのが・・・

(ジョイフルサンアルファ 経営企画部 加納 憲二 部長)
「カゴメのトマトケチャップ。こちらがすべて値上がり」

帝国データバンクの発表では、今月値上げした1626品目の中でも、世界的な猛暑によるトマトの不作で、特にトマトの加工品の価格に影響が出ているとしています。

ジョイフルサン江川本店でも、ケチャップが1日から40円ほど値上がりしました。

(ジョイフルサンアルファ 経営企画部 加納 憲二 部長)
「こちらの野菜系の飲料、カゴメのトマトジュースや野菜生活、伊藤園のトマトや野菜関係の飲料このあたりがすべて値上げ」

トマトジュースなども、値段が10円ほどアップ。

このほか、ヨーグルトやプリンなどの乳製品やかつお節などが、平均で13%ほど値上がりしたということです。

買い物客は・・・

(買い物客)
「食料品(が困る)。毎日買うものだから、落ち着いてほしい」

(買い物客)
「高いけどしょうがない。困るけど何とかやりくりしている」

(買い物客)
「賃金を上げてほしいなというのもあるが、自分たちがやることといえば、仕事をを続けていくことしか」

店では、買い物客の負担を少しでも減らそうと、約3000品目を「応援価格」で販売するなど対策を行っています。

(ジョイフルサンアルファ 経営企画部 加納 憲二 部長)
「お客様の身近な商品が値上げになっている。非常に苦しい立場ではあるが、価格自体をなるべく下げた形で我々も販売をしていくので、ぜひ利用してほしい」

    長崎国際テレビのニュース