食品値上げ4か月ぶり1000品目超!トマト不作でケチャップやジュースなど大きな影響《長崎》
2月が始まり、4か月ぶりに1000品目を超える食品の値上げが行われました。
物価の高騰を乗り越えるカギとなるのが、「賃上げ」です。
長崎市では、1日、春闘の目的達成に向けて集会が行われました。
長崎市の「ジョイフルサン江川本店」。
1日から272品目の値上げを行いました。
中でも値上げ率が大きいのが・・・
(ジョイフルサンアルファ 経営企画部 加納 憲二 部長)
「カゴメのトマトケチャップ。こちらがすべて値上がり」
帝国データバンクの発表では、今月値上げした1626品目の中でも、世界的な猛暑によるトマトの不作で、特にトマトの加工品の価格に影響が出ているとしています。
ジョイフルサン江川本店でも、ケチャップが1日から40円ほど値上がりしました。
(ジョイフルサンアルファ 経営企画部 加納 憲二 部長)
「こちらの野菜系の飲料、カゴメのトマトジュースや野菜生活、伊藤園のトマトや野菜関係の飲料このあたりがすべて値上げ」
トマトジュースなども、値段が10円ほどアップ。
このほか、ヨーグルトやプリンなどの乳製品やかつお節などが、平均で13%ほど値上がりしたということです。
買い物客は・・・
(買い物客)
「食料品(が困る)。毎日買うものだから、落ち着いてほしい」
(買い物客)
「高いけどしょうがない。困るけど何とかやりくりしている」
(買い物客)
「賃金を上げてほしいなというのもあるが、自分たちがやることといえば、仕事をを続けていくことしか」
店では、買い物客の負担を少しでも減らそうと、約3000品目を「応援価格」で販売するなど対策を行っています。
(ジョイフルサンアルファ 経営企画部 加納 憲二 部長)
「お客様の身近な商品が値上げになっている。非常に苦しい立場ではあるが、価格自体をなるべく下げた形で我々も販売をしていくので、ぜひ利用してほしい」