「いろんな国にやさしくあげたい」子どもたちが学ぶSDGs “服のチカラ” で難民支援《長崎》
着なくなった洋服を難民の子どもたちに届けようと、長崎市の小学校でSDGsをテーマにした授業が開かれました。
取り組むのは “届けよう、服のチカラ” プロジェクト。
講師を務めるのは。
(ユニクロ ゆめタウン夢彩都店 梶 洸二朗 店長)
「SDGsの目標でもあるように、誰一人取り残さないところにつながっていって」
ファーストリテイリングが運営するアパレルブランド「ユニクロ」のスタッフです。
着なくなった服を回収し、難民の子どもたちに届ける取り組みでファーストリテイリングが2013年から全国の学校で展開しています。
9日は、総合学習の一環で、長崎市の南陽小学校の3、4年生が授業に臨みました。
グループワークでは…。
(児童たち)
「食料は持って行った方がみんなが食べられる」
「水がなければ生きられない」
(ユニクロ ゆめタウン夢彩都店 梶 洸二朗 店長)
「Tシャツ1枚では寒い冬には越えられないと思うし、ケガをしたとき、ケガをするようなときに防ぐことができる」
難民になって、住んでいるまちから逃げる際、何が最も必要かを一緒に考えました。
(児童)
「着てくれるのなら、もっと寄付してみようと思う」
(児童)
「みんなで理解して、いろんな国にやさしくあげたいと思った」
南陽小学校は今後、10月下旬をめどに、全校児童から着なくなった洋服を集め送る予定だということです。