ヘルシーなイノシシ肉をランチに!長崎市 “食卓の日” にジビエ活用で「食の循環」を《長崎》
野生の鳥獣の肉「ジビエ」を使ったサービスランチが、長崎市役所のレストランで提供されました。
じゅわっと肉汁があふれ出すハンバーグを豚バラ肉で巻き、デミグラスとベリー、2種類のソースを添えています。
ハンバーグに使われているのは「イノシシ」の肉。
ビタミンB群や鉄分が豊富で、ヘルシーな肉として注目されています。
(幸田華歩 記者)
「肉質がしっかりしていてジューシー。臭みは全くなく食べやすい」
長崎市が定める「食卓の日」の取り組みとして19日、市役所のレストランで限定200食が提供されました。
(注文した人)
「ベリーのソースもよかった。お肉と相性がよく、おしゃれだった」
(注文した人)
「月に一度の楽しみになる。また来月も来たい」
長崎市では昨年度、イノシシをはじめとする有害鳥獣による被害や目撃などの相談が、約1000件寄せられています。
市は、捕獲したジビエを無駄なく消費することで、食の循環につなげたいとしています。