「やっぱり明るくなりますよね」 鳥取と松江で桜が開花 山陰各地で夏日を記録
春本番。暖かい陽気の中ついにー。
中本帆乃花 記者
「鳥取市の久松公園に来ています。あちらの標本木では、桜が10輪ほど開花したということです」
鳥取地方気象台は、3月27日午後1時ごろ、鳥取市のソメイヨシノの標本木で10輪ほどの花が咲いているのを確認、桜の開花を発表しました。26日まで開花はなく、27日の気温が高くなったことで一気に花が咲いたということです。
去年より2日早い開花発表、公園を訪れた人は桜の木を見上げながら春の訪れを待ちわびていました。
桜を見た人
「やっぱり明るくなりますよね」
「本当に幸せを感じます」
気象台によりますと、気温で多少の変動はあるものの、あと1週間程度で満開を迎えるということです。
一方、島根県松江市でもー。
松江地方気象台 門脇孝之 調査官
「開花になりましたね!」
午前中に咲いていたのは1輪でしたが、3月27日の暖かさでほかの蕾も開花。松江の開花は、平年より2日早く、去年より1日早いということです。
松江市で人気の堀川遊覧船。この時期はコタツ船の季節ですが、この暖かさでー。
堀川遊覧船のスタッフ
「ちょっとお客さんが足を入れたくないと…みんな布団めくってます」
27日の暖かさでコタツ布団をめくっていました。
フェーン現象で気温が上昇した今日の山陰地方。最高気温は、松江市で27.4℃となったほか、鳥取市青谷で28.8℃、大山町塩津で28.4℃と鳥取県内ではすべての観測地点で3月の最高気温を記録するなど各地で夏日となりました。