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パリオリンピック開幕! さまざまな競技で山陰ゆかりの選手が登場 地元から応援の声

2024年7月29日 18:07
パリオリンピック開幕! さまざまな競技で山陰ゆかりの選手が登場 地元から応援の声

開幕したパリオリンピック。日本代表として出場する選手は約410人。早速、山陰ゆかりの選手もこの週末試合を迎えました。

まずはテニス、島根県松江市出身の錦織圭選手。雨で7月28日に順延となっていた男子シングルス1回戦に出場しました。錦織選手の地元ではー。

宇山充俊 記者
「松江市役所では、約20人の市民が、錦織選手の初戦を見守っています」

島根県テニス協会や松江市民が集まり、オリンピック初戦を見守ります。錦織選手をジュニア時代まで指導した故・柏井正樹コーチの妻・貴代美さんも、正樹さんの遺影と共に応援に駆け付けました。5大会連続5度目のオリンピック出場となった錦織選手の対戦相手は、世界ランキング26位、イギリスのJ・ドレイパー選手。第1セットは、3ゲーム目以降5連続でゲームを奪われ、わずか24分で第1セットを落とします。第2セットに入り巻き返しを図りたい錦織選手ですが、中盤でゲームを連取される苦しい展開に。応援する人たちも祈りますがー。流れをつかめず、惜しくもストレート負け。初戦敗退となりました。

結果を受けて、応援した人はー。

高校生
「1セット目は残念な感じだったんですけど、2セット目からは割と彼らしいプレーも見れたので、良かったかなと」

柏井コーチの妻 柏井貴代美 さん
「ブレークできそうなところで、3対3になったところが惜しかったですかね。残念でしたけど、いい試合だったと思います」

その後、錦織選手はダニエル太郎選手と共に男子ダブルスにも出場。第1セットを先取するも、第2、第3セットで落とし、セットカウント1-2で初戦敗退となりました。

◇ ◇

かわって女子ラグビーでも山陰出身の選手が出場。島根県江津市の石見智翠館高校出身、原わか花選手と大谷芽生選手です。初戦はアメリカと対戦。日本は開始1分でトライを奪い流れをつかもうとしますが、アメリカの攻めのリズムを崩せず、7対22で試合を折り返すと後半でも点差をつけられ、7対36で敗れました。

その後フランスにも敗れ、7月29日午後10時からブラジルと対戦します。

◇ ◇

また、ローイング、男子軽量級ダブルスカルに南部町出身の古田直樹選手が出場。5位で予選敗退となり敗者復活戦に臨みました。

◇ ◇

さらに女子ホッケーでは、島根県奥出雲町出身の小早川志穂選手と長谷川美優選手が登場。7月28日に行われた予選では、ドイツに0対2で敗れています。7月29日の午後5時30分から予選で中国と対戦しています。

各競技で世界の舞台に立つ山陰ゆかりの選手たち。

8月7日には、女子3m飛び板飛び込みで三上紗也可選手が予選に出場するほか、8月6日には陸上・男子3000m障害で三浦龍司選手が出場します。

※7月29日午後5時半時点

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