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【町田気象予報士解説】山沿いを中心に雪が増える見込み 日本海で発達した雪雲が次々と流れ込み、急に雪が強まる可能性も 山陰地方

2025年2月18日 18:37
【町田気象予報士解説】山沿いを中心に雪が増える見込み 日本海で発達した雪雲が次々と流れ込み、急に雪が強まる可能性も 山陰地方

2月18日の山陰地方は、強い冬型の気圧配置となった影響で、厳しい寒さとなりました。今後も雪が降り続く見込みで、交通障害やなだれなどに注意が必要です。まずは19日午前9時の予想天気図を見ていきます。

強い冬型の気圧配置が続くでしょう。上空には冷たい空気を運ぶ「トラフ」と呼ばれる気圧の谷が、山陰の北側を通過しています。天気図を見ると、縦じま模様の等圧線が見られ、これは北風が強く吹いているサインです。このため、山に雪雲がぶつかりやすく、山沿いを中心に雪が増える見込みです。最新の気象情報に注意してください。

19日の雪の降り方を見ていきましょう。

19日午前0時、3時、6時、9時と鳥取県や島根県東部で断続的に雪が降る見込みです。日本海で発達した雪雲が次々と流れ込み、急に雪が強まることもありそうです。降り方の変化に注意してください。19日正午までに予想される雪の量は、平野部の多いところで25センチ、山間部では40センチの見込みです。

18日に降った雪によって、19日朝は路面が凍結しやすいです。吹雪く恐れがありますから、車の運転には十分注意してください。強い風も続くため、倒木などにも注意しましょう。また、山沿いでは新たに積もった雪で雪崩が発生する恐れがあります。急な斜面には近づかないようにしてください。

最終更新日:2025年2月18日 18:47
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