「まだまだ満足できてない…」 パリパラリンピック・車いすテニスのダブルスで銀メダル三木拓也選手 島根県知事を表敬訪問 悔しさをにじませる場面も
パリパラリンピック車いすテニスのダブルスで銀メダルを獲得した三木拓也選手。10月10日、島根県の丸山知事を表敬訪問しました。
報道陣に促されて銀メダルを持った丸山知事はー。
島根県 丸山達也 知事
「見た目の大きさ以上に重たいですね。三木選手にとっては16年分の重みがね」
三木 拓也 選手
「そういったものもありますね、はい」
三木拓也選手は出雲市出身の35歳。パリパラリンピックでは、当時、世界ランキング2位の小田凱人選手(世界ランキング1位・10月10日現在)とダブルスを組み、決勝では惜しくも敗れましたが、見事、準優勝し銀メダル。三木選手にとっては2012年から4大会連続出場しているパラリンピックで初のメダル獲得となりました。
三木選手は、丸山知事にパブリックビューイングなど地元からの声援が力になったと感謝の言葉を述べました。
三木拓也 選手
「選手人生の中でもハイライトだって言ってもいいくらい今までのですね、経験ができたので、そういった瞬間というのを県内の皆さんに見ていただけたことも本当にうれしかったです」
一方で目標だった金メダルに届かなかった悔しさをにじませる場面も。
三木拓也 選手
「本当に悔しかったというのが自分の素直な気持ちだと思うので、まだまだ満足できてないっていう部分を今後の競技人生で出していきたいなと思います」
まだまだ情熱が尽きない三木選手。次は2年後のアジパラ競技大会を目指すということです。