「行きづらくても十分魅力的な場所である鳥取をクルーズで紹介したい」 国際クルーズ船が鳥取港に到着 園児がダンスやしゃんしゃん傘踊りを披露し出迎え 鳥取県
地方の魅力を発見です。4月15日鳥取市の港に国際クルーズ船が到着し乗客たちが観光などを楽しみました。
15日午後、鳥取市の鳥取港に到着したのは国際クルーズ船「ル・ソレアル」。フランスの船会社が運航していて去年に続き今回が2回目の寄港となりました。地元の園児たちがダンスやしゃんしゃん傘踊りを披露して出迎えました。
今回のツアーは北海道の小樽を出発し、石川県の金沢や韓国のプサンなどに立ち寄り、日本海を縦断する11泊のプラン。フランスやアメリカ、そしてオーストラリアなどから約210人が乗船しています。
スイスからの観光客
「私たちは美しい国で楽しい時間を過ごしたい」
オーストラリアから の観光客
「鳥取市の子どもたちがみんな歓迎してくれてすごく感動した。鳥取砂丘はもちろん(砂の美術館で)フランスの展示も楽しみにしている」
乗客たちはこの後、鳥取砂丘と砂の美術館を訪れました。
国際クルーズ船としては小型となる「ル・ソレアル」。大型客船が立ち寄るような大都市ではなく地方をツアーに組み込むことにはこんな狙いがありました。
ポナン社 日本・韓国支社 伊知地亮 支社長
「鳥取港というそんなに大きくはない港だが鳥取砂丘のようなインパクトの強いコンテンツがあるのでみなさん喜んでいる。地方の町はなかなか行きづらい面があるので行きづらくても十分魅力的な場所である鳥取をクルーズで紹介していきたい」
小型クルーズ船ならではといえる地方を存分に楽しめるプランの後押しを。鳥取県は今後も積極的に国内外のクルーズ船を呼び込んでいきたいとしています。