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「最高の梨ができた、かつてないくらい甘い」 鳥取県オリジナルブランドの梨「新甘泉」の査定会

2024年8月16日 17:32
「最高の梨ができた、かつてないくらい甘い」 鳥取県オリジナルブランドの梨「新甘泉」の査定会

8月16日、鳥取県オリジナルブランドの梨「新甘泉(しんかんせん)」の査定会が行われました。

鳥取県が開発したオリジナルブランドの梨「新甘泉」。赤梨の「筑水(ちくすい)」と青梨の「おさ二十世紀」を組み合わせてできた早生梨(わせなし)で抜群の甘さとみずみずしさが人気の梨です。

8月16日、鳥取県北栄町で査定会が行われ、生産者が今年の出来を確認しました。今年の新甘泉は梅雨の時期の降水量が少なく、玉太りはゆっくりだということですが、生育は順調で糖度も高く仕上がっているということです。

しかし、順調に梨が育っている中で懸念されているのが、今年大量発生しているカメムシによる被害。今のところ新甘泉では大きな被害は見られないということですが、鳥取県もカメムシの防除薬剤の費用を補助するなど、対策を呼び掛けていて、生産者も被害防止に向けて果樹園の見回りなど警戒を強めていくとしています。

大山果実部 米澤誠一 部長
「今年は本当においしい最高の梨ができたんじゃないかな。非常にいいです。(糖度は)13度以上14度、15度もありましたね。かつてないくらいの甘い梨ができています」

甘くてシャリシャリとした食感が特徴の「新甘泉」。初出荷は8月18日に行われ、20日から販売が始まります。

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