「他校との交流がしたい」「3つのエリアに分かれた公園がほしい」小学生が市長に政策を提案 出された政策は事務局がまとめ関係部署で協議 鳥取県鳥取市
子どもたちが鳥取市長へ政策の提案、自分たちが考える理想の鳥取市の姿を伝えました。
児童
「僕たちは他校との交流がしたいので提案します。なぜ提案したのかというと、鳥取市ではほかの学校との交流が少ないので増やしたいと思ったからです」
鳥取市の深沢市長へ自分たちの考えを提案したのは、市内の小学校に通う児童30人。これは、子どもたちに、行政や議会に関心を持ってもらうとともに、子どもたちの意見を市政の参考にするために企画されました。児童は4つのグループに分かれて提案する内容を話し合い、助っ人として市議会議員も話し合いに加わって意見交換を行いました。
~話し合いの様子~
児童
「これから私たちの提案を始めます。私たちの提案は、天候が悪い日でも安心して利用できる施設が欲しいことです」
発表に向けて、準備を進めていました。そして、舞台は議場へ。児童は、自分たちの思いを市長に伝えます。
児童
「小さい子から中高生まで遊べて、ボールを使って遊べる場所。鬼ごっこなどの走る遊び、遊具がたくさんある場所の3つのエリアに分かれた公園がほしいです」
児童の提案を受けて、深沢市長はー。
鳥取市 深沢義彦 市長
「みなさんが遊んで、楽しく過ごせる場所として公園の充実を図っていきたいと思います」
児童はほかにも、児童クラブの夜間開設などを提案していました。
児童
「緊張したけど、自分の意見が言えてうれしかったです」
大人顔負けの提案をしていた子どもたち。この意見は、事務局がまとめ、鳥取市の関係部署で協議されるということです。