丸山知事 仮に“核のゴミ″受け入れの申し出があれば「知事がやれることは全部やって反対する」 玄海原発のある佐賀県玄海町の最終処分場議論を受けて
島根県の丸山知事は原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物いわゆる“核のごみ”について、島根県では最終処分場を受け入れないとの考えを示しました。
島根県 丸山知事
「原子力発電所の再稼働を認めるということ自体でリスクを負ってるわけですよ。他の地域が追わなくていいリスクを。それに加えてそんなことまで引き受けなきゃいけない責任なんかないでしょ。当たり前のことだ」
5月9日に行われた定例会見。丸山知事は“核のごみ”について、島根県は受け入れないと発言しました。
原子力発電からでる高レベル放射性廃棄物、いわゆる“核のごみ”。玄海原発のある佐賀県玄海町では経済産業省からの申し入れもあり“核のごみ”最終処分場の議論が進められています。島根県の丸山知事はそうした話はないとした上で、島根県に受け入れる余裕はないと話しました。
島根県 丸山知事
「事故のときになんとか今策定してる避難計画を元にして、円滑に避難してもらうという責任を果たすだけで手いっぱいですよ。仮にそんな話が上がってくれば断固反対。島根県知事がやれることは全部やって反対する」
また4月の決算で最高益を更新した中国電力に対しては、財務状況が安定したら電気料金の値下げを求めていくとしています。