大名茶人・松平不昧公の茶室はどうなっていた? 茶室の絵画や屋敷の平面図などを展示 島根県松江市
大名茶人として知られる松江藩の七代藩主・松平不昧公の茶室の様子を絵画などで伝える企画展が松江市で開かれています。
不昧公の命日、4月24日にあわせて開催されているこの企画展では、不昧公が晩年に過ごした東京の屋敷に関するものを中心に、屋敷の平面図や茶室の絵画などが展示されています。展示されたものの中には、一般公開は初となる、茶室「富士見台茶屋」の間取り図もあり、屋敷の敷地内にはこのような茶室が11か所もあったといいます。
松江歴史館 藤岡奈緒美 副主任学芸員
「不昧の茶室を頭の中で想像していただいて『不昧がこんなところで茶を楽しんだんだな』ということとかを想像してもらえたら良いなと思います」
企画展「不昧の茶室」は5月26日まで開かれています。