島根県浜田市と江津市にまたがるしまね海洋館アクアスで去年7月に誕生した、シロイルカ・アーリャの子ども。1月6日、元気良く育つ姿が報道陣に公開されました。

すくすくと成長中のシロイルカ。しまね海洋館アクアスでは去年7月に誕生した、アーリャの子どもが生後半年を迎え、報道関係者に元気な姿が披露されました。半年間で体長は162センチから187センチ、体重は、55キロから120キロに成長。母のアーリャが出産してわずか10日後に死んだため、職員が一丸となって子育てに取り組んできました。

しまね海洋館アクアス　三島有紀 獣医師
「思ったよりスムーズに魚を飲み込めるようになったりミルクが自分で飲めるようになったりして、本当に成長していると感じます。他のシロイルカとの同居の練習もしていかなくてはいけないのでみなさんにお目見えするのはもう少し先になるかと思います」

国内での人工保育は成功例が少ない、シロイルカ。アーリャの子は今後、成長の様子を見ながら一般公開の時期を検討するということです。