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「お世話になってきたこの地で、もう一度…」 ギフトセンターがプレオープン 働く従業員の殆どが今年1月に閉店した百貨店の従業員 島根県松江市

2024年6月6日 19:31
「お世話になってきたこの地で、もう一度…」 ギフトセンターがプレオープン 働く従業員の殆どが今年1月に閉店した百貨店の従業員 島根県松江市

島根県松江市のスーパーに鳥取県米子市の百貨店からギフトセンターが進出。6月6日にプレオープンを迎えました。百貨店がなくなった島根県でギフトなどの需要の掘り起こしにつなげます。

5月27日、松江市にオープンしたスーパーマーケットに3店舗のテナントがオープンし、続々と客が入っていきました。

高井和代 記者
「テナントに入ったのは、山陰最大級ともいわれる広い無印良品。そして、その横には、お中元などのギフトセンターもできました」

24時間営業のスーパーと併設してオープンした、雑貨大手の「無印良品」。売り場面積450坪、山陰最大級とあって、初日からにぎわっていました。その横にできたのが「ギフトサロン松江」。米子市の百貨店「JU米子髙島屋」がギフト専用の注文センターを松江市に開設したのです。主に注文販売で、山陰の食材、約100点を中心にギフト商品を取り扱っています。県内唯一の百貨店だった一畑百貨店が今年1月に閉店して以降初めて迎える、お中元シーズン。6日の朝は、さっそくお中元ギフトを探す客が訪れていました。


「一畑百貨店がなくなって中元を送るのに何があるかなと見に来ました。今まで(一畑)百貨店から送っていたんですけど、無くなったのでいいと思いますよ」

ギフトサロン松江で働く従業員は10人で、そのうち、9人が一畑百貨店の元従業員。春日真樹さんも30年一畑百貨店で働いた経験を生かし、再び、百貨店従業員として新たなスタートを切りました。

米子髙島屋松江、出雲地区グループマネージャー兼外商営業担当 春日真樹 次長
「ちょうど(一畑)百貨店の閉店が決まってから、お客さまの声としてギフトをどこで送ったらいいんだろうという 声が非常にありまして、そういった声にお応えするべく、こちらの方に出店することになりました。ずっとお世話になってきたこの地で、もう一度商売ができるということが、わたくしたちも非常にうれしく思いますし、お客さまに喜んでいただけるかなと感じております」

ギフトサロン松江は、6月10日から中元・ギフトの注文を開始します。スーパーマーケットと百貨店が手を組み、買い物の幅が広がって地域のにぎわいへとつなげています。

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