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新たなにぎわいの拠点”世界の海の玄関”へ 今シーズン初の国際クルーズ客船が寄港 鳥取県境港市

2024年3月25日 17:51
新たなにぎわいの拠点”世界の海の玄関”へ 今シーズン初の国際クルーズ客船が寄港 鳥取県境港市

コロナ禍が明けたことでさらなる寄港に期待です。今シーズン初めてとなる国際クルーズ客船が、鳥取県境港市の境港に寄港し、歓迎のセレモニーが行われました。

境港に寄港したのは、全長181メートル、670人が乗ったマルタ船籍の「アザマラ・ジャーニー」です。今シーズン初めてとなる国際クルーズ客船の寄港となりました。3月25日朝は、歓迎セレモニーも行われ、安来節などの民謡や餅つきが披露されました。セレモニーでは、鳥取県の平井知事や境港市の伊達市長が、クルーズ客船の船長などに記念品や花束を渡し、盛大に歓迎していました。

クルーズ船から降り立った海外客(アメリカ)
「私は、カリフォルニア、アメリカから(来ました)。足立美術館に行きます」

クルーズ船から降り立った海外客(オーストラリア)
「メルボルン、オーストラリアから(来ました)。とても良いクルーズ。(盛大な歓迎は)ありがたい。ここはとても楽しい」

鳥取県 平井伸治知事
「コロナの時には、人の移動ができませんでしたし、特にクルーズ客船に対しては少し控えるムードもありました。しかし、その辺りが今ほどけてきまして、確実にクルーズの旅が戻ってきている。ぜひ、多くの皆さまにこの山陰を売り込んでいく、そういうご協力を」

コロナ禍が明けて初めてとなる今シーズン。境港管理組合では、出店業者の講習会なども行い、海外客の受け入れに力を入れています。山陰の魅力発信も期待されていて、3月25日は着物や和傘、伝統工芸品や特産品など10店舗が出店していました。

出店業者
「(コロナ禍が明け)今年から本格的に開始ということになるので、鳥取っぽいものだったり、そうしたものに触れてもらって、また何度も来てもらえるように、私たちもお手伝いできたらと思っています」

境港では今シーズン、30回を超えるクルーズ船の寄港予約が入っているということです。境夢みなとターミナルやその周辺は、これからますます新たなにぎわいの拠点、”世界の海の玄関”となっていきそうです。

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