医師不足続くなかオンライン診療で負担軽減・医療の充実へ むつ総合病院 が弘前大学附属病院と連携
むつ総合病院は弘前大学医学部附属病院と連携し、オンライン診療を一部の診療科で始めるほか、専門の医師から助言を受ける遠隔の医療支援を拡大します。
★むつ市山本知也 市長
「リアルタイムで弘前大学医学部附属病院の診察が受けられる体制ができれば、それは医師にとっても患者さんにとっても負担が減りますし、医療の充実につながると考えています」
医師不足のため、むつ総合病院では内科と外科あわせて年間平均21件の患者が、弘前大学医学部附属病院まで通って受診しています。
毎月、片道3時間の通院です。
オンライン診療の導入により、むつ総合病院の中で医師の診察が受けられ、通院回数は半分になるということです。
また、これまで人工透析のみで行われていた遠隔の医療支援も拡大します。
周産期専門医がいない むつ総合病院でも、リアルタイムでエコー画像を共有して専門医が診断したり、映像を共有しながら手術助言したりするなど、勤務する医師の負担軽減も期待できるとしています。
オンライン診療は年内、遠隔の医療支援は年度内の開始をそれぞれめざしています。