冬型は数日続く見込みか 2日連続で津軽30センチ、三八上北40センチの降雪量予報が…大雪に注意・警戒を
青森地方気象台によりますと、津軽と三八上北では冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、大雪となる所がある見込みです。
21日にかけて、大雪に注意・警戒してください。
以下、19日午前5時31分に発表された、大雪に関する青森県気象情報です。
大雪に関する青森県気象情報 第7号
[気象概況]
日本付近は冬型の気圧配置となっています。東北地方の上空約5000メートルには、氷点下39度以下の強い寒気が流れ込んでいます。その後も、日本付近の上空には断続的に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が数日続く見込みです。また、青森県では気圧の谷の影響を受けるでしょう。
このため、津軽と三八上北では、大雪となる所があるでしょう。発達した雪雲が同じ場所にかかり続けた場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
[雪の実況]
19日05時現在の24時間降雪量(アメダスによる速報値)
青森市酸ケ湯 42センチ
青森 23センチ
19日05時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
青森市酸ケ湯 490センチ
青森 125センチ
[雪の予想]
19日6時から20日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 70センチ
津軽の平地 40センチ
下北の山沿い 15センチ
下北の平地 10センチ
三八上北の山沿い 70センチ
三八上北の平地 30センチ
その後、20日6時から21日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
津軽の山沿い 50センチ
津軽の平地 40センチ
下北の山沿い 15センチ
下北の平地 10センチ
三八上北の山沿い 50センチ
三八上北の平地 30センチ
その後も降雪が続き、積雪はさらに増える見込みです。
[防災事項]
津軽と三八上北では、21日にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。また、電線や樹木への着雪、積雪の多い傾斜地では、なだれにも注意してください。