アメリカ軍三沢基地の周辺にあるため池などで国の指針の15倍の濃度のPFASが検出され、5か所の調査地点でこれまでで1番高い数値となりました。

PFASの水質調査は国と県それに三沢市がアメリカ軍三沢基地に隣接しているため池など7か所で定期的に実施していて、きょう先月の結果を公表しました。
調査の結果三沢基地の東側に隣接する五川目堤では1リットルあたり760ナノグラムと、国の指針のおよそ15倍の濃度が検出されました。
PFASは有機フッ素化合物のうち人工的に作られたフッ素が多い化合物で健康被害が懸念されていて、全国のアメリカ軍基地周辺などで相次いで検出されています。
基地西側の天狗森ため池の排水溝でも、国の指針の3.6倍が検出されました。
あわせて5か所でこれまでで1番高い数値を示したということです。次の調査は5月の予定です。