主力品種「ふじ」の生育は順調! 収穫は来月1日ごろ開始 モモシンクイガ対策の効果は?
りんごの主力品種「ふじ」の生育が順調です。
収穫はいつもの年より3日早く、来月1日ごろから始まると予想されています。
これは黒石市のりんご研究所で開かれた、生産技術研修会で報告されました。
ことしは生育が順調で、県内5か所で調査した果実の肥大状況は、いつもの年と比べて100%から110%と大きくなっています。
熟度も進んでいて、収穫はいつもの年より3日早く、来月1日からと予想されています。
また、りんごのつる元に亀裂が入る「つる割れ」や、果肉が茶色に変色する「内部褐変」は、多発する可能性が低いとしています。
★りんご研究所 後藤聡栽培部長
「収穫が遅れるとつる割れとか内部褐変のリスクが高まりますので、作業が遅れないようにしていただければと思います」
一方、病害虫のモモシンクイガ対策として、ことし交信かく乱剤の「コンフューザーR」を設置した園地では、調査の結果モモシンクイガがほぼ発生しておらず、高い効果を示しています。
最終更新日:2024年10月11日 20:12