記録的不漁続くサケの資源回復へ 児童が6万5千匹の稚魚を放流 青森県八戸市
記録的なサケの不漁が続くなか、資源回復に向けて小学生が6万5千匹の稚魚を川に放流しました。
稚魚を放流したのは八戸市の新井田小学校の5年生104人です。
新井田川漁協が資源回復に向けて取り組んでいて、稚魚は去年の秋に子どもたちがふ化させました。
平均3グラム体長8センチ前後まで育った6万5千匹をふ化場の前を流れる松館川に運びました。
新井田川漁協によりますとここ数年、川をそ上するサケの数が極端に減り記録的な不漁が続いています。
子どもたちは「帰ってきてね」などと声を掛けながらバケツに入った稚魚を放流していました。
★新井田小の5年生
「強く生きていっぱい帰ってきてくれたらよいと思います」
「海洋汚染が進んできているので(川が)どんどんきれいになっていって、いろいろ観光客とかが来てここがよい土地だなと、よいところを覚えて知ってほしいなと思いました」
漁協は32万匹の稚魚を今月末までに放流します。
最終更新日:2025年3月13日 16:46