ハタハタの漁獲量が2000年以降最少 鰺ヶ沢では水揚げ「なし」の異常な事態に 原因特定できず
県内で去年のハタハタの漁獲量が14トンと2000年以降で最も少なかったことがわかりました。
鯵ヶ沢では定置網での水揚げが全くない非常事態です。
県産業技術センター水産総合研究所によりますと去年県内で1月から12月末までのハタハタの漁獲量は14トンでした。
2000年以降最も少なかった前の年の35トンをさらに大きく下回りました。
このうち13トンと最も水揚げの多かった新深浦町漁協岩崎支所でも、はじめて競りにかかったのが12月18日で、1998年以降最も遅い初漁日となりました。
またハタハタ漁が盛んな鯵ヶ沢町漁協では今シーズン定置網での水揚げが全くない非常事態です。
水産総合研究所によりますと不漁の原因は特定できておらず、今後他県とも情報交換などをして状況を確認していきたいとしています。